Jim Hall / Petrucciani (live) 『Beautiful Love』 今回紹介するジャズは
ジム・ホール(gt)と
ミシェル・ペトルチアーニ(p)による
『Beautiful Love』です。
ジム・ホール(Jim Hall、本名ジェームズ・スタンリー・ホール (James Stanley Hall) 、1930年12月4日 - )は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ギタリスト。現代ジャズ・ギター界の巨匠で、パット・メセニーなど多くのギタリストが、ジムからの影響を公言している。(
Wikiより)
ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani, 1962年12月28日 - 1999年1月6日)は、フランス出身のジャズ・ピアニスト。先天性疾患による障害を克服し、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるほどの成功を収めた。
その独自性の強いスタイルはビル・エヴァンスらの影響を受けており、また一部ではキース・ジャレットとも比較される。(
Wikiより)
お二方とも、自分の大好きなミュージシャンです。
そもそも自分がジャズに興味を持ったのが
『ジム・ホール&パット・メセニー』でしたので・・・
それからはその周辺のミュージシャンのCDを聞き漁ったものです。
そしてミシェル・ペトルチアーニ!!
そのピアノの音だけを聞くと、ガタイの良いナイスミドルが豪快に演奏しているのを自分は連想してしまいました。
魂(?)の質量とか、そんなことを考えてしまいます。
そんな二人の演奏するこの『Beautiful Love』。
単純でありながらメロディー(テーマ)の美しさ。
「シンプル イズ ベスト」という言葉が頭の中をよぎります。
素晴らしいですね!
Jazzの私的名曲紹介 その4正確には名演というべきでしょうが…
John Coltrane - My Favorite Things ジョン・コルトレーン(John Coltrane, 1926年9月23日 - 1967年7月17日)は、アメリカ、ノースカロライナ州生まれのモダンジャズのサックス奏者。主にテナー・サックスを演奏したが、活動最初期はアルト・サックス、1960年代よりソプラノ・サックス、最晩年にはフルートの演奏も残している。活動時期は、1950年代のハード・バップの黄金時代から1960年代のモード・ジャズの時代、さらにフリー・ジャズの時代にわたり、それぞれの時代に大きな足跡「ジャイアントステップ」を残した。
長い間無名のままでいたため、第一線で活躍した期間は10年余りであったが、自己の音楽に満足せずに絶えず前進を続け、マイルス・デイヴィスと並ぶ20世紀のジャズ最大のカリスマとなった。特に、1940年代にチャーリー・パーカーらが確立した4ビート・バップ・ジャズのアドリブ方法論を、現代的に再構築した功績は大きい。コルトレーンの構築したアドリブ方法論は4ビート・ジャズだけでなく、ロックやフュージョンなど他ジャンルのサウンドにもそのまま通用するものだった。このため、コルトレーンの影響はサックス奏者にとどまらず、他の楽器の演奏家にも及んでいる。
短い活動期間にもかかわらず、アルバムに換算して200枚を超える多数の録音を残した。現在でも多くのジャズ愛好家たちに愛され続けており、彼の残したレコードはほとんどが廃盤にはならずに(あるいは一旦廃盤になっても再発売される形で)、現在でも流通し続けている。さらに、死後40年以上経過した現在でも未発表テープが発掘され、新譜として発表される状況が続いている。
愛称はトレーン(Trane)。(
wikipediaより)
マイルスに並ぶジャズミュージシャンと言えば自分はやはりコルトレーンを思いうかべます。
そしてコルトレーンと言えば上記のとおり、楽器・ジャンルに関わらず好むミュージシャンの方は多いように思えます。
そんなコルトレーンの演奏から、今回は『My Favorite Things』(収録アルバム名は同名)です。
これはジャズやコルトレーンを知らない方でも「あれ?」と思われるかもしれませんね。
そうです、ミュージカル『
サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲です。
特に、ソプラノサックスを使うようになってからの、自分の持っているコルトレーンの印象の一つが
“リリカルなメロディー”(Crescentのようなものも含む)です。
まさにこの曲ではそれが遺憾なく発揮されているように思えるのですがどうでしょうか?
ちなみにバンドメンバーは
ジョン・コルトレーン : サックス
マッコイ・タイナー : ピアノ
スティーヴ・デイヴィス : ベース
エルヴィン・ジョーンズ : ドラムです。
ちなみに自分は『サウンド・オブ・ミュージック』と聞くと音楽の授業で習った『エーデルワイス』を思い出します。